こんにちは!
女性専門パーソナルジムHealthy 戸田公園店 代表の深作大地です。
パーソナルジムHealthyは”戸田市唯一”の女性専門パーソナルジムです。
当ジムのコンセプトは
【40代から始めるアンチエイジング】
です。
当ジムでは
【疲労回復タイマッサージ】
【姿勢改善トレーニング】
【食習慣改善】
で若々しく健康的なカラダを作る
ということをご提供いたします。
パーソナルジムHealthyが
【皆様の身体が変わり・人生が変わる】
そんなきっかけとなる場所になれたら嬉しいなと思い
日々活動しています!
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今回のテーマは
過度なダイエットは不妊の原因になりうる
ということでお話ししていきたいと思います。
ぼくは毎月ある程度のテーマを決めて勉強をしているのですが、今月に関しては
『女性のからだ』
について勉強をしています。
もちろんこれはぼくが運営しているジムが『女性専門』ということもありますし、それが『戸田市では唯一』ということもあり、女性の体については常に新たな学びと理解を深めていかないといけないと思っています。
そして今回のテーマは『過度なダイエットは不妊の原因に』ということでこれはこれから妊娠を望んでいる20~30代くらいの女性には直接的に関係してくるテーマになるかと思います。
また、当ジムがなぜ短期集中ダイエットのプランをつくらないのか、という部分にも関わってきますので、これを読んでいただいて当ジムの考えをご理解いただけたら嬉しいです。
こんな方におすすめ
- これから妊娠を望んでいる
- 彼女、奥さんが毎年夏前に過度な食事制限などをしている
- 最近結婚してそろそろ子供を考えている娘さんがいる
こういった方にはぜひ最後まで読んでいただきたい内容となっております。
不妊は年々増加している
この内容は本当に不妊に悩まれている方もいるので書くかどうか迷いました。しかし、運動指導者・健康指導者の1人として少しでも多くの方に伝えるべき内容であることは間違いない、と思ってこの記事を書いています。そして、『不妊=過度なダイエットをしたからだ』ということを言いたいわけではなく、これから妊娠を希望される方に『妊娠にはこういう仕組みがあるから、過度なダイエットはそれを邪魔してしまうかもしれない』というリスクの部分をお伝えできたらと持っています。
器質的な問題(子宮筋腫や子宮内膜症など)もありますが、あくまでここでは医療分野における内容には触れず、生活習慣や食習慣で改善の可能性がある原因について触れていきます。予めご了承ください。
さて、こちらの画像は厚生労働省のHPにも掲載されている「特定不妊治療支援事業 支給実績」のグラフになります。このグラフが右肩上がり、ということはそれだけ不妊治療に対する支援額が増えてきている=不妊に悩む方が増加してきている、というデータが出ているということになります。
引用元:https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-20180119/dl/after-service-20180119_houkoku.pdf
ただこのデータは平成27年までしかないので10年近く前のデータになるので最近はどうなっているのかは正直データとしては現状把握できませんでした。ただ今年?から不妊治療が保険適用になったということはこの頃以上に増えてきているのではないか?と思っています。
そしてこの原因の1つに”もしかしたら”過度なダイエットが関係している可能性があるのです。
過度な食事制限は月経を遅らせる・止める
女性の方は経験ある方いませんか?
夏前にサラダだけの生活をしていたり、流行りの極端なダイエットをしたり、ボディコンテストに出ている方であれば大会前は月経がこない、など。
実はこれは『脂質を過剰に制限している』ということが原因に挙げられます。
月経がこない、ということは当然女性ホルモンの分泌についてもエラーが起こっているわけですし、月経がこない、ということは身体が妊娠をするために必要な働きができていない、とも言えるのです。
月経は女性ホルモンが正常に働くからこそ起こるものであり、女性ホルモンの原因は実は『コレステロール』なのです。
要するに食事において過度に脂質制限をしていると月経が来ない・止まる、というのはこういう部分からきているということも考えられます。
なぜ過度なダイエットが不妊につながるのか?
これを読んでくれている女性の方はご自身の経験を当てはめてみてください。
女性のほとんどの方はこれまでの人生の中で1度はダイエットをしたことがあると思います。そしてそのダイエットの中には『過度』『極端な制限』をしてダイエットをしたことがあるという方もいると思います。というよりはそういった人の方が多いかもしれませんね。
この『過度』『極端な制限』をするダイエットが実は不妊につながっているかもしれないのです。
■女性が妊娠するには『卵子の成熟』が必要
極端なダイエット・食事制限は『卵子の成熟』を妨げる恐れがあり、それが不妊につながるとも言われています。
女性が妊娠するには
・適正体重
・卵子の成熟と排卵
が必要と言われています。
卵子が健全に成長(成熟)するには女性ホルモンが適切に分泌されていることと、ミトコンドリアの機能がとても重要になります。
※ミトコンドリアは体を動かすためのエネルギーを作る組織であり、この機能が働いていないと妊娠はおろか、人間としての活動ができなくなります。
人間の細胞のほとんどにミトコンドリアは存在していて、平均して300~400個あると言われていますが、卵子内には平均10万〜20万ほど存在していると言われています。
卵子は常にエネルギーを作れる状態であることが大切ということがわかりますね。
■甲状腺機能低下と不妊
甲状腺の機能低下も不妊に大きく関係しています。
そして甲状腺の機能低下は過度なダイエットや食事制限をすることで起こると言われています。
これは専門的すぎて難しいワードになりますが、『高プロラクチン血症』と言います。
プロラクチンというのは母乳を作るためのホルモンですが、これが血中で増えてしまうことで起こる状態を指しますが、これは結果的に排卵障害や月経不順を起こす原因となります。
実はプロラクチンというのは『卵胞の形成を妨げる』という作用もあります。
卵胞が作られなければ(卵胞形成不全)そもそも排卵が起こらないため、受精することができません。
排卵が起こらない/ 起こりにくいことがゆえに不妊につながる、と言われています。
※ここはかなり複雑なので、別の機会にインスタライブかyoutubeの動画内で解説できたらと思っております。
↓↓一応サイクルとしてはこんな感じ↓↓
①糖質制限や過度な短期的ダイエットで甲状腺ホルモンの分泌が悪くなる
②甲状腺ホルモンが少ないため『もっと甲状腺ホルモンを作らなきゃ』と体が反応する
③甲状腺ホルモンを増やすためにTSR・TRHというホルモンが増える(※)
※このTSHとTRHというホルモンは甲状腺ホルモンを増やすために必要不可欠なホルモンですが、それと同時にプロラクチンが増加してしまいます。
④TSR・TRHが増えてしまうことでプロラクチンが増加してして卵胞形成不全になり、排卵障害に陥る
という流れになります。
まとめ
今回は『過度なダイエットは不妊の原因となりうる』ということで可能性のあるものを2つご紹介させていただきました。冒頭にもお話しした通り、ここでは医学的な部分ではなく、食生活や日常生活において改善が見込める部分のみご紹介いたしました。
過度なダイエットが不妊につながる理由としては
①食事を極端に制限することでミトコンドリアの働きが弱くなり、エネルギーが作られにくくなる。それにより卵子が成熟しにくくなってしまうため、排卵障害となる可能性が高くなる。
②極端な食事制限が原因で甲状腺の機能が低下することによりプロラクチンが増加し、卵胞が作られにくくなり、排卵障害に陥る。
この2つを今回はご紹介いたしました。
昨今ではSNSやパーソナルジムの普及もあり、しっかり食べるダイエット、というものが『ジムに通っている人』には定着しつつあります。しかし、自己流でダイエットをしている方やボディコンテストなどの大会に出ている方なんかはいまだに過度な食事制限をしてダイエットをしていることが散見されます。
少しでも今回の内容を読んでいただき、『ちゃんと食べてダイエットをすることの重要性』や『当ジムがなぜ短期集中ダイエットをしないか』という部分がご理解いただけたら幸いです。
この部分は自分でももっと学びを深めて、より良い情報を提供できるようにいたしますので、続編もお楽しみにしていてください♪
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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女性専門パーソナルジムHealthy
~美姿勢×超健康ダイエットパーソナルジム~
住所:埼玉県戸田市下戸田1-7-7
アクセス:戸田公園駅東口より徒歩15分(近隣にコインパーキングあり)
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